歴史的な国際大会がバーミンガムで閉幕
記事:Arnold R. Grahl
国際ロータリー・ニュース:2009年6月24日
英国、バーミンガムで開かれた2009年RI国際大会の閉会本会議で、出席者に向けて手を振るジョン・ケニーRI会長エレクトと李東建RI会長。Rotary Images/Monika Lozinska Lee
国際親睦と奉仕を掲げるロータリーの精神を祝う4日間の祭典が幕を閉じた6月24日、世界中から来たロータリアンが、英国、バーミンガムで開かれた第100回RI国際大会に別れを告げました。
104年間の歴史を誇る国際的な人道奉仕団体のロータリーにおいて、初のスコットランド出身のRI会長となるジョン・ケニー会長エレクトは、150カ国からやって来た16,000人以上の国際大会参加者に向けて閉会本会議で、ポリオ撲滅の最後の一押しに協力するよう呼びかけました。
「ポリオがこの地球からなくなったと宣言されるまで、撲滅活動を最優先事項として続けていかなくてはなりません。撲滅を完遂できるかどうかは私たちにかかっているのです」
グランジマス・ロータリー・クラブの会員であるケニー会長エレクトは、ロータリーの未来を築き上げていく上でロータリアン一人ひとりとクラブが果たす重要な役割について訴えかけました。このメッセージは、2009-10年度のRIテーマ、「ロータリーの未来はあなたの手の中に」にも込められています。
「ロータリーの未来は、個々のクラブと皆さん一人ひとりの手によって毎日築き上げられています」とケニー会長エレクト。「すべてのロータリアンがクラブと地区に新鮮なアイデアと活力をもたらしているのです。皆さんが重要な役割を果たしていくことで、充実したクラブと健全な地域社会、ひいてはより良い世界を次世代に受け継いでもらうことができるのです」
大会中、著名な講演者たちが、ポリオ撲滅の実現まであと一歩であると訴えるとともに、撲滅を完遂させるための最後の一押しをロータリアンに呼びかけました。
ロータリー世界平和シンポジウムで基調講演を行ったデズモンド・ツツ名誉大主教は、「世界は今、ロータリーに信頼をおくようになった」と延べました。「ロータリーがポリオ撲滅を唱え始めたとき、多くの人々はその実現の可能性を疑っていました。しかし現在、ポリオ常在国となっているのは、わずか4カ国のみです。これは素晴らしいことです。ポリオはきっと撲滅できます」(関連記事とビデオをご覧ください)
ロータリー学友祝賀行事では、最近まで世界銀行欧州支部の副総裁だったジャン・フランソワ・リシャール氏が、政策立案者の決定にロータリアンが影響をもたらしていくことで世界を変えることの可能性について語りました。(詳細をご覧ください)
開会本会議には、潘基文国連事務総長が特別出席し、世界ポリオ撲滅活動に全力をささげるロータリーを称えるとともに、撲滅活動への国連の引き続きの協力を約束しました。国際ロータリーとロータリー財団からポリオ撲滅貢献賞を授与された潘基文事務総長は、これを2008年にアフガニスタンで起きた自爆攻撃のために亡くなった3人のポリオ活動ボランティアにささげました。(関連記事とビデオをご覧ください)
第3回本会議では、女優でユニセフの親善大使を務めるミア・ファローさんが基調講演を行い、ポリオ撲滅のゴールまであともう一息であることをロータリアンに訴えかけました。「ポリオは恐ろしい病気です。撲滅は必ず完遂させなければなりません」(関連記事とビデオをご覧ください)
第4回本会議では、霊長類学者で人道活動家としても著名なジェーン・グードル博士が、自身が創設した組織とロータリーが掲げる共通の目標を取り上げ、これまで以上の協力をロータリアンに求めました。「私たちはチームとして協力していく必要があるのです」(関連記事をご覧ください)
ノルウェー国際問題研究所の所長を務めるヤン・イゲランド氏は、ロータリーのプログラムを通じて、緊要なニーズに取り組むためのたぐいまれな知識と技術を習得した新世代の平和構築者が生み出されているのを見て希望を抱いていると平和フェローに語りました。 また、ユニセフの水環境衛生部門チーフを務める クラリッサ・ブロックルハースト氏は、世界の人々に清潔な水を提供し、衛生設備を改善していくには力を合わせて活動していくことが不可欠であると述べました。
大会中、ロータリアンは友愛の家で親睦を満喫したほか、ほかのクラブの奉仕プロジェクトや世界ネットワーク活動グループの活動についても学びました。また、青少年料理コンテストで優勝した16歳の高校生、ヘイリー・ヴィッカーズ君(英国、ドーチェスター)の料理も味わいました。
国際大会会場に到着した出席者は、ポリオ撲滅の募金活動にも参加しました。これは、5ポンド(8米ドル)を寄付し、パネルに貼り付けられていたシールを1枚ずつはがすというものです。このシールが全部はがされると「夢をかたちに」のロゴが現れるようになっています。寄付者はまた、自分の名前をパネルにサインしました。(ビデオをご覧ください)
ホスト組織委員会のチケット制行事では、オペラ歌手のキャサリン・ジェンキンスが参加者を魅了しました。また参加者は、ウィーリック城での中世探索ツアーや、バーミンガム中心街で行われたバーミンガム・ロイヤル・バレエとトレオーキー男性合唱団コンサート、このほか「イースト・ミーツ・ウェスト・バラエティショー」を楽しみました。6月23日に行われた「バーミンガムでの夜:ロータリー歓迎行事」では、バーミンガム中央図書館の壁に「End Polio Now」のロゴが映し出されました。
国際大会のこのほかのハイライトもご覧ください。
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